十六夜: 菘（すずな）

2006年10月 7日 (土)

外に出れば、シトシトと雨音
絹のように細い雨が降っている
雨の夜は暗いはずなのに
雨がこんなにはっきりと見えるのは
雲の切れ目から顔を覗かせた
十六夜の月

夫がつぶやく「雨だねえ」
「雨だねえ」と私が返す
「明るいねえ」と私がつぶやく
「明るいねえ」と夫が返す
「月だねえ」「月だねえ」
「真ん丸だねえ」「そうだねえ」

月は厚い雲のなかに隠れていく
明日も雨だろうか

投稿者野穂豊（yahoho）時刻 21時40分日記・コラム・つぶやき | 固定リンク

夫婦の会話が、心温めてくれますね。
時には、写真が、ないと時もいいのかも知れないと思いました。
いつも、写真に追われている自分の反省をこめて写真に振り回されているのかも？と思わされたブログでした。
でも、今日晴れたら、間違いなく写真を撮りに出かけているだろう私が、います。（＾＿＾；）

けいさんのblogは、
写真を撮るのが楽しくてしょうがないという気持ちにあふれていて
とても素敵だと思いますよ。

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