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2010年8月24日 (火)

手術前日

・・・子宮筋腫による月経過多のため日常生活に支障を生じ開腹による子宮摘出を行いました。 手術を決意するまでは、大変に不安でインターネット上をいろいろと検索し手術経験者の手記も読みあさりました。私の経験も、不安を抱えている誰かの役に立てばと思いblog上に残しておこうと思います。 入院中、PCは病院に持ち込みませんでしたが日記帳を手元に置いてメモをとっておりました。 その日記帳の内容を整理しながら綴っておこうと思います・・・

今日は入院の朝
検査があるから、朝食は食べてはいけない。お水もNG
でも、入院前にやっておかなきゃいけないことが山ほどある気がする。
家族の朝食の用意をして、長男と二男のお弁当を作る。

おばあちゃんが畑から新鮮なピーマンを採ってきた
これ、なんとかしとかないとお父さんでは腐らせてしまう。
油いためにしておこう。今日の分のおかずの足しになる。
調理しながら、
「こんな予定外のことまでしなくていいのに」とつぶやく
自分で食べられるわけでもないのに。
ギリギリまで家事をやっていたいような
家庭に自分の体を縛り付けておきたいような
そんな気分だった。

9時病院着、私の運転で長女を連れてくる
帰りは長女が運転して車を家に帰す予定だ。

婦人科外来で検査薬の注射をされる
腎臓の検査をするそうだ
注射のあと15分、30分、60分、120分後に採尿する
今朝から飲まず食わず、
検査前にコップ2杯の番茶を看護師さんから渡されたが
たったそれだけの水分でなかなか出るもんじゃないよ・・・おしっこ
注射の検査薬は色素で、それが尿中にどれだけ出てくるかで腎機能を調べるらしい
折悪く、数日前から生理が来てる
明日は子宮を取ってしまうのだから人生最後の生理
しかも今日は出血量がピークに達しているようだ
そんなに自己主張しなくてもねえ・・・いくら最後でも・・・私の子宮

病室は4人部屋
つい昨日までは満室だったそうだけど
今日は私も含めて2人いるだけ
外科病棟に入院したのだけど、婦人科は私を除いて3人
皆さん手術が終わったばかり
昼食の時、食堂で知り合いになったので手術の生々しい体験談を話していただく
でも皆さんは腹腔鏡を使った手術で、傷が小さい
開腹術をするのは、私だけだよ・・・私も腹腔鏡で手術できたらよかったのに
午後、CTを撮って3時に下剤を飲みその後、やることがない

長女が、なんだかんだと一日傍にいてくれた
ありがとう

夕食は普通にいただいて、その後お風呂
術後3日間はシャワーも浴びせてもらえないのよ
ゆっくり入っておいで、と先輩患者の皆さんに面倒をみてもらうので
術前の不安感はあまりない

8:45 安定剤を処方され飲む
9:00 消灯・・・こんなに早い時間に眠れるだろうか?

幸いなことに安定剤が良く効いて朝まで爆睡


-手術当日へ-

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